小美玉市議会 > 2021-06-11 >
06月11日-04号

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  1. 小美玉市議会 2021-06-11
    06月11日-04号


    取得元: 小美玉市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-11-22
    令和 3年  6月 定例会(第2回)          令和3年第2回小美玉市議会定例会議事日程(第4号)                    令和3年6月11日(金)午前10時開議 日程第1 一般質問 日程第2 議案上程      議案第44号 旧小川小跡地周辺地域整備検討委員会設置条例の制定について      議案第45号 小美玉市国民健康保険条例の一部を改正する条例について      議案第46号 小美玉市監査委員条例の一部を改正する条例について      議案第47号 小美玉市水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例について      議案第48号 令和3年度小美玉市一般会計補正予算(第1号)      議案第49号 令和3年度小美玉市介護保険特別会計補正予算(第1号)      議案第50号 市道路線の変更について      議案第51号 市道路線の廃止について      議案第52号 小美玉市土地開発公社の解散について      議案第53号 情報公開審査会委員の委嘱につき同意を求めることについて      議案第54号 情報公開審査会委員の委嘱につき同意を求めることについて      議案第55号 情報公開審査会委員の委嘱につき同意を求めることについて      議案第56号 情報公開審査会委員の委嘱につき同意を求めることについて      議案第57号 個人情報保護審査会委員の委嘱につき同意を求めることについて      議案第58号 個人情報保護審査会委員の委嘱につき同意を求めることについて      議案第59号 個人情報保護審査会委員の委嘱につき同意を求めることについて      議案第60号 個人情報保護審査会委員の委嘱につき同意を求めることについて      議案第61号 公平委員会委員の選任につき同意を求めることについて      議案第62号 固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めることについて      議案第63号 固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めることについて      議案第64号 固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めることについて      議案第65号 教育委員会教育長の任命につき同意を求めることについて      議案第66号 教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて      議案第67号 工事請負契約の変更契約の締結について      陳情第1号 「安全・安心の医療・介護の実現と国民のいのちと健康を守るための意見書」を国に提出することを求める陳情  (議案質疑)  (委員会付託)  (散会)出席議員(19名)     1番  戸田見良君       2番  香取憲一君     3番  長津智之君       4番  島田清一郎君     5番  村田春樹君       6番  木村喜一君     7番  植木弘子君  (副議長) 8番  石井 旭君     9番  幡谷好文君      10番  谷仲和雄君    11番  長島幸男君      12番  岩本好夫君    13番  福島ヤヨヒ君     14番  小川賢治君    15番  大槻良明君      16番  田村昌男君 (議長)17番  笹目雄一君      18番  市村文男君    19番  荒川一秀君欠席議員(1名)    20番  野村武勝君---------------------------------------説明のため出席した者 市長          島田穣一君   副市長         岡野英孝君 教育長         加瀬博正君   市長公室長       倉田増夫君 企画財政部長      金谷和一君   総務部長        礒 敏弘君 市民生活部長      太田 勉君   危機管理監       石井光一君 保健衛生部長      鈴木定男君   福祉部長        藤田誠一君 教育部長        中村 均君   産業経済部長      矢口正信君 都市建設部長      小島謙一君   文化スポーツ振興部長  滑川和明君 水道局長        田村昇一君   消防長         池崎利久君 監査委員事務局長    菅谷清美君---------------------------------------議会事務局職員出席者 議会事務局長      戸塚康志    次長          菊田裕子 書記          菅澤富美江   書記          深作 治 書記          富田 成     午前10時00分 開議 △開議の宣告 ○議長(笹目雄一君) おはようございます。 議場内の皆様にお願いします。携帯電話はマナーモードにするか、電源を切るようお願いします。また、写真、ビデオの撮影や録音の行為は禁止されております。なお、議会広報作成のため、事務局職員による写真撮影は許可しましたので、ご了承願います。その他、傍聴規則を遵守して傍聴するようお願いします。 ただいまの出席議員は18名であります。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりであります。---------------------------------------一般質問 ○議長(笹目雄一君) 日程第1、一般質問を行います。 通告に従い、順次発言を許します。---------------------------------------戸田見良君 ○議長(笹目雄一君) 戸田見良君。     〔1番 戸田見良君 登壇〕 ◆1番(戸田見良君) おはようございます。議席番号1番、戸田見良です。 通告に従いまして質問をさせていただきます。 1項目ということで、子育て支援行政について。 今回は、小美玉市の子育ての中で、格差による課題を少しでも提案できればと思い、質問をさせていただきます。 1、小美玉市の子育て格差 ①ヤングケアラーの具体的な支援について。 ほぼほぼ毎日している。お手伝いするのは当たり前みたいな感じです。誰にもSOSを発することがなく、誰にも頼れず、独りで、鬱病を患う母に代わり家事を担う小学6年生のヤングケアラーです。また、この世で2人だけで生きているような感覚でした。母親と祖母の介護に明け暮れ、進学も就職もままならなかった。40代の男性の声です。周りの人のおせっかいでもいいので積極的に関わってほしいと、母親や祖母の介護で関わり、子どもが世話をしていることに気づいてくれた大人はいましたが、具体的なサポートにはつながりませんでした。追い詰められても声を上げられないヤングケアラーたちの声であります。私たちは、ヤングケアラー子どもたちに何ができるのかということが今回の質問の趣旨であります。 昨日、木村議員植木議員ヤングケアラーの把握や発見・支援の仕組みの支援策というもの、また、きちんと法制化して条例などの質問がありました。その答弁といたしまして、学校において早期対応・早期解消の取組や、事案ごとに応じた適切な支援サービスが講じられるよう、関係機関との連携を図りながら対応を進めていくとの答弁もいただいておりますので、私の質問は一部省略させていただきますが、一つだけ確認ということでお聞かせいただきたいと思います。 木村議員の再質問で、小美玉市のヤングケアラーの現状把握で、ヤングケアラーの可能性がある児童・生徒が小学校及び義務教育学校前期課程で3名、中学校及び義務教育学校後期課程で12名の計15名を把握したとのことでありましたが、今後の関わり方について、どう進めていくのか、ご意見、所見をお聞かせいただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 ②子育て支援環境について。 子育て環境にある環境の格差、収入、教育、学力、情報格差ほかなど課題は尽きませんが、今回は、小美玉市の子育てを支えていく施設や従事者と近隣市町村子育て政策の中で出てくる子育て支援環境を守る施設、従事者の間で起こる格差についての質問もさせていただきます。 先日、小美玉市内の民間保育園の園長先生たちの意見交換がありました。それぞれの園での子どもや家庭の問題、働く環境の課題なども話し合われました。その中で、園長先生から一言、いや、びっくりです。新年度始まったばかりですが、若手職員が来年度は石岡の保育所に勤めようと思うんです、友達と会ったときに、石岡の保育所で働くと給料のほかに石岡市独自の手当が出るんだってと話を聞き、同じ時間働くなら手厚く働けるところに勤めたいと相談されたんです。そういう相談を受けたり、また、5年勤めてやっと一人前になってきた保育士が、都内の保育所で勤めますと相談をしてきて、何でと聞くと、スカウトされて、家賃の補助も出るので、1か月約30万円ぐらいの給料になるよということで、都内のほうに保育士として勤めるんだ。その言葉を聞いて、園長先生は言葉を失ったそうです。 小美玉市の就学前の子育てを支えてくれる施設といえば、保育所、幼稚園、認定こども園、そのほか子育て支援センター事業などありますが、保育所や認定こども園では朝7時から夕方7時まで、遅くは8時まで開所しております。そのほか、病気が治りかけの子どもを預かる病後児保育また休日・祝日のときの保育それから保護者の家庭支援など、様々な子育て環境に向き合っています。 また、昨年からコロナ禍の中で、緊急事態が発令された中で、保育所、放課後児童クラブなども感染防止対策を徹底し、原則開所という内容で、感染への不安が収まらない中、市内の保育園は年度末、年度始めを今迎えています。 保育の現場では、子ども、職員、保護者の生命を安全に守り、社会全体の労働を支え、子どもたちの成長・発達を保障するのに全力投球に当たっている日々でありますが、有休を取ってもいいよと言われますが、人員が少ないため休暇を取ることができず、また、昼間、子どもたちが寝ている間に休憩していいよといっても、書類を書いたり、保護者へのお便りを書いたり、休む暇がありません。また、保育者を養成する学校も進学率が減少傾向にありまして、保育士、教諭の資格を取っても、半分は他の職種に就職してしまうということが現実であります。 全国的に深刻な保育士不足であることから、保育士の確保は緊急の課題であります。小美玉市の子育て環境を、他市町村の子育て政策より出てくる格差により保育士等の確保が困難となっている状況に鑑み、保育士の働き方、就労の促進と離職の防止を図って、小美玉市の子どもたちを安心して預かれる環境を、小美玉市ではどのように考え、支えていくのか、所見をお聞きしたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○議長(笹目雄一君) ただいまの質問に対し、答弁を求めます。 中村教育部長。     〔教育部長 中村 均君 登壇〕 ◎教育部長(中村均君) 改めまして、おはようございます。 戸田議員のご質問、子育て支援行政についての小美玉市の子育て格差について答弁いたします。 ご質問のありましたヤングケアラーの具体的な支援についてのうち、ヤングケアラーの可能性がある15名の児童・生徒との関わりについてでございますが、5月に実施した調査でヤングケアラーの可能性があると思われる15名の児童・生徒につきましては、今後、再度各学校で校長を中心とした組織で詳細な調査を行い、ヤングケアラーに該当するかどうかを判断してまいりたいと考えております。その際、家庭での生活状況等については、民生委員主任児童委員等と共に連携をし、広く情報を収集し、判断してまいりたいと考えております。 教育委員会としましては、各学校からの報告を基に、必要がある場合は関係各課と情報を共有し、当該児童・生徒の家庭・生活状況の改善に向けて、速やかに学校と連携して取組を進めてまいりたいと考えております。 ご質問の2点目、子育て支援環境についてでございますが、令和元年10月から、3歳から5歳までの幼稚園、保育所、認定こども園等に通っている全ての子どもの保育料が無償化されたことにより、子育てを行う家庭の経済的負担の軽減が図られる一方、新たな保育需要が喚起されることにより利用希望者の増加傾向にある中で、幼児教育保育の質の確保・向上を図るため、保育士等の人材の確保は極めて重要な課題であります。 このような中、施設の運営に必要な人件費等の費用を施設型給付費として、国が定める公定価格に基づき、市の確認を受けた保育所、認定こども園等に給付しておりますが、小美玉市につきましては、公務員の地域手当に準拠して単価が設定される公定価格単価地域設定区分がその他地域となっております。現行の地域区分の設定は、同じ生活圏で隣接する自治体間でも格差が生じており、保育士確保に少なからず影響を与えていると考えられます。 また、保育・教育の提供に携わる人材の確保と資質の向上を図り、安定的に質の高い保育・教育を提供していくためには、職員の経験や能力に応じた昇給の確保や賃金の改善、職員の権利の保障、キャリアアップを図ることが重要であり、保育・教育に携わる職員が意欲とやりがいを持って長く働き続けることができるよう、施設・事業者の実情に応じた人材確保の支援につきましては検討してまいりたいと考えております。 以上、答弁とさせていただきます。 ○議長(笹目雄一君) 戸田見良君。 ◆1番(戸田見良君) ご答弁ありがとうございます。 1点質問をさせていただきたいと思います。 保育所施設の保育士が休憩するために、国・県で保育補助制度がありまして、みなし保育と言われる保育ですが、資格がなくても休憩をするための、そういう雇い上げができるわけでありますが、そういう考えが市のほうにありますでしょうか。 また、小美玉市の保育士の実態を調査していただければなと思いますが、そこのところの考えを教えていただきたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(笹目雄一君) 中村教育部長。     〔教育部長 中村 均君 登壇〕 ◎教育部長(中村均君) 戸田議員の再質問にお答えいたします。 みなし保育士への補助及び保育士の実態調査についてでございますが、みなし保育士につきましては、保育士不足と言われる中、みなし保育士等の多様な人材を保育の補助に活用して保育士の負担を軽減することによって、保育の体制を強化し、保育士の就業継続や離職防止を図るなど、保育士が働きやすい職場環境を整備することが大切であると考えております。 議員ご提案のみなし保育士に対する補助事業保育体制強化事業につきましては、今後検討してまいりたいと思います。 また、保育士の実態調査につきましては、こうした保育士の離職防止人材確保に向けた支援策を検討していく上で極めて重要な資料となることから、調査実施についても併せて検討してまいりたいと思います。 ○議長(笹目雄一君) 戸田見良君。 ◆1番(戸田見良君) ありがとうございます。 今回は、子育ての格差が出ないようにということで提案させていただいておりますので、ぜひとも継続的にご審議いただければと思います。よろしくお願いします。 次に、2点目の質問に移らせていただきます。 先日、私、弁慶の泣きどころをぶつけて、その日は立てないと思うぐらい痛い経験をしました。次の日も痛みが残り、3日ぐらいまでは、もう二度とぶつけないと心に誓っておりましたが、今は痛みも取れ、今はそのことを忘れております。 忘れてしまう私たちのことで起こったわけでありますけれども、今回、公務員のコンプライアンスについて質問しようとした訳は、県内の龍ケ崎市や石岡市での公務員の事件を受けて、前々から一度はコンプライアンスについて質問しなければと思っておりました。龍ケ崎や石岡は、子育てに優しいまちを目指して、よい環境になるよう力を入れていたまちでしたので、雰囲気も盛り上がってきたやさきでありましたが、この2つのまちにも起きた公務員の事件でイメージも変わってしまいました。築城三年落城一日であります。どんなにすばらしい仕事をしても、一つの事件・事故、不祥事によって、積み上げてきたものは壊れてしまいます。時には、やり直しがきかないこともあります。 今、小美玉市もコロナ禍の中で、市が継続して推し進めている茨城空港アクセス道路全線開通や調和の取れた土地利用、交流拠点、産業立地の茨城空港周辺のにぎわいのまちづくりを具体的に進めて、発展をするための最後のチャンスになるかもしれません。ここで政治を止めてしまう。住民が市の政治を信じられない。心が離れていき、協力したくない。またかと、若者が政治に無関心になるような思いが起きたことを感じています。おまえら議員は何をやっているんだ。もう駄目だ、今の体制は。しっかりしろと、小美玉市の心配から来る態度と厳しい言動の直球をぶつけられております。また、明るく元気に、そして無邪気に遊ぶ子どもたちには、大人は何をしているの、そんなことをしてもいいのと言われると、心が痛くなります。 2項目めの質問として、公務員のコンプライアンスについて。 小美玉市のコンプライアンスとは、コンプライアンスに係る取組はどうであったか質問いたします。ご答弁お願いいたします。 ○議長(笹目雄一君) ただいまの質問に対し答弁を求めます。 礒総務部長。     〔総務部長 礒 敏弘君 登壇〕 ◎総務部長(礒敏弘君) それでは、戸田議員のご質問の2点目、小美玉市のコンプライアンスついてお答えいたします。 本市の市政の運営につきましては、市民の市政に対する信頼が不可欠であり、そのために職員のコンプライアンスは非常に重要なものとなります。コンプライアンスにつきましては、一般的には法令遵守と訳されますが、公務員の職責には倫理規程服務規程なども含まれてまいります。 このうち、まず公務員倫理につきましては、職務執行の公正さに対する市民の疑惑や不信を招くような行為の防止を図り、公務に対する市民の信頼の確保を目的とした小美玉市職員倫理規程を定めております。 また、職員が遵守すべき服務につきましては、小美玉市職員服務規程を定めまして、その第2条の服務の原則では、コンプライアンスの指針となるべき事項を定めております。 これらの倫理規程服務規程は、全ての職員に適用されるとともに、これを遵守しなければならないものであり、規程に違反する行為を行った疑いがある場合は調査を行い、その結果、違反行為がある場合は、懲戒処分など人事管理上の必要な措置を講じることになってまいります。 次に、コンプライアンスに関する取組としましては、平成26年度に主幹職員を対象とした階層別研修において、コンプライアンスと法務能力について研修を実施したほか、毎年の新規採用職員研修において、人事課職員を講師に職員の基本的な心構えについて説明をしております。また、綱紀粛正の徹底については、全職員に向けて、その都度周知しているところでございます。 今後のコンプライアンスの推進としまして、職員意識調査を行うとともに、今年度の職員研修に公務員としての服務・倫理に関する研修を実施し、理解を深め、組織全体のコンプライアンスに関する意識の底上げを図り、市政に対する市民の信頼を裏切ることのないよう努めてまいりますので、ご理解賜りますようお願いいたしまして、答弁とさせていただきます。 ○議長(笹目雄一君) 戸田見良君。 ◆1番(戸田見良君) 答弁ありがとうございます。 幾つか再質問させていただきたいと思います。 コンプライアンスとは、市民の疑惑や不信を招くような行為の防止と、公務に対する市民の信頼の確保ということでありますが、公務員の職員倫理規程の中に示されている職員倫理規程の実効を担保するためには、その中に書かれてあります服務管理者の任務は。また、それが、公室長はこの立場にあるのか。また、総括服務管理者の任務はということで、副市長をもって充てるとありますが、不在のときにはどうするのか、お聞かせいただきたいと思います。
    ○議長(笹目雄一君) 礒総務部長。     〔総務部長 礒 敏弘君 登壇〕 ◎総務部長(礒敏弘君) それでは、戸田議員の再質問に対してお答えいたします。 まず、服務管理者の任務はどのようなものか。また、その中に市長公室長は含まれるか、そういった立場かということでございます。 小美玉市職員倫理規程における服務管理者は、各部・室・局長となっており、その任務につきましては、各部等における綱紀粛正の推進に関する職員への助言や指導及び相談対応、また、職員からの届出状況の総括服務管理者への報告及び必要に応じた職員の上司への注意喚起、さらに、部内等での当規程の遵守の徹底となってございます。そういったことから、市長公室長服務管理者でございます。 また、総括服務管理者の任務、また、副市長をもって充てるとあるが、不在のときはということでございますが、総括服務管理者の任務につきましては、服務管理者への綱紀粛正の推進に関する助言や指示、そして、服務管理者からの報告の市長への報告及び講ずるべき措置等の市長への上申、さらには遵守の徹底となっております。 また、副市長不在時の総括服務管理者につきましては、倫理規程上には代理等について記載はされておりませんが、職員人事を所管する総務部長を代理として、綱紀粛正法令遵守を推進してまいりました。 以上、答弁とさせていただきます。 ○議長(笹目雄一君) 戸田見良君。 ◆1番(戸田見良君) ただいまご説明をいただきましたが、倫理規程に基づいて、違反に対する実情調査、事実調査は今回行ったのか。また、倫理規程実効性担保の体制は機能していたのか、その部分もお聞かせください。 ○議長(笹目雄一君) 礒総務部長。     〔総務部長 礒 敏弘君 登壇〕 ◎総務部長(礒敏弘君) 倫理規程に基づき、非違行為者等実情調査事情聴取は行ったのかということと、実効担保体制が機能していたのかということでございますが、今回の職員の件におきまして、倫理規程上は、内容としては、規程に違反する行為があったと疑うに足る相当の理由がある場合においては、任命権者総括服務管理者または服務管理者と連携し、直ちに本人から事情聴取を行うなど、実情調査を行うと明記されておりますが、市では警察からの連絡が来るまで内容を把握していなかったため、行われておりません。 今回の件を真摯に受け止めまして、今後の進展を見極めながら、必要に応じた対応・対策を行ってまいります。 以上、答弁とさせていただきます。 ○議長(笹目雄一君) 戸田見良君。 ◆1番(戸田見良君) 実情調査事情聴取、どこかのタイミングでできたんじゃないかなと、そんなことも思うわけでありますが、この流れでありますので、この後の追及は、また市のほうの実効性担保体制を強化していただきながら進めていただければと思いますけれども、ここで、また質問させていただきたいと思います。 副市長を中心に実効性担保体制の強化に努めるとのことを受けて、服務管理者も経験があり、改めて総括服務管理者としての副市長の所感を伺わせていただければと思います。岡野副市長、いかがですか。 ○議長(笹目雄一君) 岡野副市長。     〔副市長 岡野英孝君 登壇〕 ◎副市長(岡野英孝君) ただいま戸田議員のほうから、総括服務管理者としての所感ということでご質問いただきました。一部、総務部長の答弁と重なるところもあると思いますが、私の考え、所感を述べさせていただきたいと思います。 本来コンプライアンスとは、企業や地方自治体において、法令遵守という意味で使われてきている言葉ですが、地方公務員にとっては、職員に求められるコンプライアンスとは、法令遵守の概念にモラルやマナーの向上、そして、より一層の市民サービスの向上といった概念を加えて、市民から信頼されるための心構えといった内容が求められると考えられます。 決められたことに従うこと、法令などを守ること、職員は地方公務員法に基づき、法令はもとより、業務執行のために定められたルールや組織で決定した方針などに従わなければなりません。さらに、地方自治法に定められた地方公共団体の責務である住民の福祉の増進を図ることは、職員には単に決められたことに従うだけでなく、市民の福祉の増進に向けて業務に取り組むことが求められております。そのため、職員一人一人が市民が期待する使命を果たしているかなどの観点から、担当業務を常に見詰め直し、よりよい行政の実現を図っていかなければならないと思います。 職員全員が法令遵守はもとより、公務員にふさわしい高い倫理観を身につけ、モラルやマナーの向上に努めると同時に、市民サービスの向上を図っていくため、今後、他の自治体で見られるコンプライアンス行動指針などの策定を考え、策定をした際には周知の徹底を図っていく必要があるのではないかと感じております。 以上、答弁とさせていただきます。 ○議長(笹目雄一君) 戸田見良君。 ◆1番(戸田見良君) 副市長、大変なお役目だと思いますが、切によろしくお願いしたいと思っています。 副市長さんに忘れないでほしいこと、必ず実践・実行してほしいお願いを伝えさせていただきたいと思います。 危機を発生させる3つの要因というのがあります。その1つに、大したことにはならないだろうという勝手な思い込み、2つ目として、部内処理と地方自治体ぐるみの事件・事故、不祥事等の問題を隠し、公表することなく秘密裏に行う関係職員、組織防衛のための隠蔽体質、事実はいつか必ず明るみになるということを常に意識し、また、これまでの経験則等に照らしても、事件・事故、不祥事等は隠していても、それが明るみに出たときには、時間の経過とともにその傷口は大きくなってしまう。上司の関与は即、地方自治体ぐるみとみなされてしまうという意識を欠いた対応であると言わざるを得ない、3つ目、見ざる聞かざる言わざるという、問題を指摘しにくい職場の雰囲気が危機的状況をつくる要因となることが多いようです。 実行してほしいこと、願い事かもしれませんが、係長、課長補佐、課長、部長と役職が上がるたびに、コンプライアンスについての職員研修を必ず行う、それがお願いしたいことであります。また、しつこいかもしれませんが、その中で、特にコンプライアンスを欠いてしまった事例集、また市役所内、またほかの市町村であった法令違反の事例などを、役職が高くなる人ほど、その研修、またディスカッション、討議をしていただきたいと思います。その点で、副市長さんの思いも聞かせていただきたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(笹目雄一君) 岡野副市長。     〔副市長 岡野英孝君 登壇〕 ◎副市長(岡野英孝君) 再質問ということで、コンプライアンスに関わるものということでいただきました。 おっしゃるとおり、一度信用を失った組織については、なかなか信用回復が難しいことと思います。総務部長を含めまして、倫理条例、そういったもの、規則をつくっても、守らなければ意味がないということもありますので、そういった趣旨の徹底、また、引継ぎの際にも、倫理規程に書かれておりますように、必ず役職に就くものはコンプライアンスの遵守、そういったものを後任の職員のほうに必ず伝えるような形、そういった体制づくりをこれからも心がけていきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。 ○議長(笹目雄一君) 戸田見良君。 ◆1番(戸田見良君) ぜひとも、この事態でありますので、よろしくお願いしたいと思います。 最後に、一番つらい思いをしているのが市長だと思いますが、質問をさせていただきたいと思います。 今回の市職員の件を受けて、市長の見解を伺いたいと思いますが、市長のほう、よろしくお願いいたします。答弁お願いいたします。 ○議長(笹目雄一君) 島田市長。     〔市長 島田穣一君 登壇〕 ◎市長(島田穣一君) ご苦労さまでございます。 それでは、戸田議員の再質問、今回の事件を受けて、市長の見解を問うということでございます。お答えをいたします。 ただいまの総務部長並びに副市長の答弁のとおりでございまして、全庁を挙げてコンプライアンスの徹底に努めてまいりますので、ご理解賜りますようよろしくお願いいたします。 以上です。 ○議長(笹目雄一君) 戸田見良君。 ◆1番(戸田見良君) 答弁ありがとうございます。 2つ目の質問をするときに、私、ちょっと今、資料をお願いするわけだったんですが、ちょっとあたふたしたこともありまして、今となってしまいましたけれども、今日議長さんのほうに、小美玉市のほかの近隣市町村倫理規程の表を作らせていただいたので、お配りしていただければと思います。よろしくお願いします。 ○議長(笹目雄一君) 資料の配付をお願いします。     〔資料配付〕 ○議長(笹目雄一君) 戸田見良君。 ◆1番(戸田見良君) 失礼いたしました。 これを2問目の最初の質問のときに、皆さんにお配りするわけでありましたが、小美玉市と近隣市町村倫理規程ということで、石岡市、小美玉市、かすみがうら市、茨城町、行方市ということで、それぞれに職員の倫理規程、それから議会の政治倫理に関する条例ということで、議会と市長等ということで、それぞれの市町村のことを調査させていただきました。 ここで気になるところなんですが、小美玉市だけ職員の倫理規程を、平成18年3月27日に合併したときに倫理規程をつくっているんですね。これは合併をするときに、その当時に倫理規程を、やはり新しいまちになるんだから、清く正しく、そして市民のためのそういうまちになってほしい、この願いがほかの市町村にはないところであるかなと、私はこれを感じました。 その思いを受けて、小美玉市もこれまで努力されてきていると思いますけれども、そのことを市長自ら、市長さんになられるときには、厳粛な信託の下に市民から選ばれて、そして、自ら厳しい倫理意識を持って、高潔な品位に基づいて行動することにより、市政に対する市民の信託に応え、清潔で民主的な市政の発展に寄与することを目的として、市長さんもこの小美玉を率いてきたことだと思います。 どうか合併する前も、合併した後も選ばれ続けた市長でありますので、崇高な思いの下、職員倫理規程を初めから求めた高き志をこれからも小美玉市のために、市民一人一人のために力を尽くしていただくべくと強く願います。 昨日も先輩議員の皆さんからも思いがありましたが、私も違った立場で力を尽くしたいと思っております。小美玉市のこの先のためにも、共に力を尽くしていきたいと思います。 最後に、市長、この中で、私は忘れてしまった、そういうエピソードがありましたけれども、どうかほかの市町村にも、三役の方々にも政治倫理規程をつくられているところもありますので、市長、どうでしょう、自らのことも倫理規程されるということはいかがかなと思います。もしよろしければ、ご意見をいただければと思います。よろしくお願いします。 ○議長(笹目雄一君) 島田市長。     〔市長 島田穣一君 登壇〕 ◎市長(島田穣一君) ただいまの戸田議員の質問にお答えいたします。 当然、市長も倫理規程に基づいて、しっかり住民福祉の向上、さらには、市民の信頼に応えるべく努力をしなければいけないと思っているところでございますので、改めて感じて、これからしっかり取り組んでまいります。職員一丸となって取り組み、結果を出したいと思いますので、ご理解のほどよろしくお願いします。 ○議長(笹目雄一君) 戸田見良君。 ◆1番(戸田見良君) 失礼極まりなかったかもしれませんが、思いを伝えさせていただきました。 3問目に移らせていただきたいと思います。 医療行政ということで、小美玉市の医療格差についても質問させていただきます。 令和2年の第4回小美玉市定例会の一般質問の中で、感染症に強い環境づくりの質問をさせていただきましたが、このことについて、市独自の感染症対策の計画構築や準備、受入体制の整備については、県と連携の上、調査研究してまいりますと、当時の保健衛生部長から答弁いただいておりますが、今現在どのようなことになっているか、お聞かせいただきたいと思います。経過や所見をお伺いします。よろしくお願いします。 ○議長(笹目雄一君) ただいまの質問に対し答弁を求めます。 鈴木保健衛生部長。     〔保健衛生部長 鈴木定男君 登壇〕 ◎保健衛生部長(鈴木定男君) ただいまの戸田議員ご質問の3点目、医療行政についてお答えいたします。 1点目、小美玉市の医療格差についてでございますが、本市の医療提供体制につきましては、石岡地域と水戸地域の両医師会との連携が図れており、現在、必要な医療が受けられる体制が取れている状況でございます。そして、感染対策の拠点となっている保健所でございますが、機能維持が図られるようにするため、県内部におきまして調整が行われており、専門職の派遣等の支援を行うなど、保健所業務に支障が生じないよう体制を確保しているところでございます。 しかし、仮に感染者が増大し、保健所機能及び医療提供体制が危機的状況に至る場合の市の対応としましては、やはり県及び管轄する医師会等の連携及び協力が不可欠となります。その場合、早急に市対策本部会議におきまして対応を協議し、医療提供体制に地域格差が生じないよう、県及び管轄する各医師会等との連携に努めてまいりたいと思っております。 当面の間、市としましては、市民の安心・安全な生活を確保するため、新型コロナウイルスワクチン接種事業を最優先課題として取り組み、市民が一日でも早く接種を完了し、感染者の減少に寄与するため、最善を尽くしてまいりたいと思っております。ご理解を賜りますようお願い申し上げまして、答弁といたします。 ○議長(笹目雄一君) 戸田議員、残り1分ですので、再質問1回でお願いします。 戸田見良君。 ◆1番(戸田見良君) 茨城県のコロナ対応ベッドが600床、それから、重症対応ベッド数が70床ということで、これが機能しなくなったときに、小美玉市内のもしコロナ患者が出たときに、どうしても市内の病院で診なくちゃいけない、そういう状況が出てくるかもしれません。2つの医師会、それから民間の病院に経営補填や、また感染症対策のお金を検討したり、また、病床がないということは自宅療養になってしまいますので、自宅療養になってしまったときにどうやって対応していくのか、そこだけは、また次に質問させていただきたいと思います。 時間いっぱいでありますので、以上で質問のほう、させていただきます。お時間ありがとうございました。 以上で質問終わります。 ○議長(笹目雄一君) 以上で戸田見良君の質問を終わります。--------------------------------------- △小川賢治君 ○議長(笹目雄一君) 続いて、次の通告者の発言を許します。 小川賢治君。     〔14番 小川賢治君 登壇〕 ◆14番(小川賢治君) おはようございます。14番、小川賢治です。 通告に従い、令和3年第2回小美玉市議会定例会の一般質問をさせていただきます。 最初に、小美玉市副市長就任についてお伺いをいたします。 小美玉市は合併して16年目を迎え、新たな政策に着々と取り組み、行政執行を進めております。そのような中、平成30年度より空席となっておりました副市長に、市議会の同意によって岡野英孝氏が就任をいたしました。 岡野英孝さんは、入庁より40年間在職されて、市の要職を歴任し、そして、市民に寄り添い、市民との対話、そして現場の声を大事に職務を進めております。そして、着実な実績も残しております。 そこで、今回の副市長就任に当たり、これまでの経験を生かし、これからのさらなる市政発展に取り組む抱負についてお伺いをいたします。よろしくお願いします。 ○議長(笹目雄一君) ただいまの質問に対し答弁を求めます。 岡野副市長。     〔副市長 岡野英孝君 登壇〕 ◎副市長(岡野英孝君) 小川議員より、市政に取り組む抱負についてということでご質問をいただきましたので、その一端を述べさせていただきます。 承認同意をいただきました臨時議会の際にも、一言ご挨拶をさせていただきましたが、これまでの経験を生かし、市長を補佐し、小美玉市発展に尽力したいと考えております。 具体的には、最優先に取り組む課題として、新型コロナウイルスワクチンの接種が円滑に実施できる体制の構築と運営に取り組みたいと考えております。あわせて、この新型コロナ感染対策で取組が加速されるDX(デジタルトランスフォーメーション)のより一層の推進をすることで、市民の利便性の向上を図っていきたいと思います。 また、全国広報コンクールの映像部門で特選になるなど、市民の方のご協力でシティプロモーションの活動が充実してきておりますので、今後、移住・定住の促進、さらには企業誘致など、目に見える形でのシティセールスの面にも力を注いでいきたいと考えております。同時に、これまで一つの部署で行ってきた事業について、複数の部署が協力して実施することで、より効果が期待される事業などを検証し、その体制づくりに取り組んでいく所存です。 現在考えているのは、女性活躍推進事業において、起業・創業のセミナー実施後、実践の場の提供や、昨年度の職員提案事業である高齢者のごみ出し支援など、地域が実施することで効果が期待される福祉関連の事業でございます。また、防災行政など、関連部署・機関との連携を強化するとともに、住民自治の充実に取り組んでいきたいと考えているところでございます。 茨城空港アクセス道路の供用開始など、合併後進めてきた幹線道路の整備について、成果が現れ始めております。今後は、中長期的視野に立ち、沿線をはじめとした土地利用の在り方を考えていく必要があると感じておりますので、関係する土地利用に関する法令等を確認しながら取り組んでまいりたいと思います。加えて、関係自治体と連携し、国道6号小美玉道路の計画づくりや市民の皆様から要望されている生活道路など、生活環境の整備を着実に進めていかなければなりません。 また、茨城空港周辺まちづくり基本構想・基本計画の策定や、学校跡地の具体的な利活用など、皆様のご意見をいただきながら進めていくことが求められておりますので、丁寧な対応に心がけてまいりたいと思います。 直ちに成果が現れないかもしれませんが、市長の方針である対話と協調、住民主体、行政支援を基本に、住んでみたい、住んでよかった、これからも永く住み続けたいと思えるまちづくりに微力を尽くしていきたいと思います。そのためには、皆様からこれまで以上のお力添えをいただかなくてはなりませんので、ご指導をお願いし、答弁とさせていただきます。よろしくお願いします。 ○議長(笹目雄一君) 小川賢治君。 ◆14番(小川賢治君) 心強い副市長就任の、心の中に持っている考えや計画を発表していただきました。小美玉市民は固唾をのんで、その手腕を注目していると思います。苦難はあると思いますが、市長を補佐し、市民福祉の増進に取り組んでいただきたい。期待をしております。よろしくお願いします。 次に、2点目、新型コロナウイルスについてお伺いをいたします。 ワクチンの住民接種開始について。 接種スケジュールが当初計画より、変更後計画によって高齢者接種が前倒しで実行されており、市民の安心の声を聞いております。 そこで、4点ほどお伺いをいたします。 1点目は、現時点の高齢者への接種券通知発送状況、それから予約受付状況について伺います。 2番目が、集団接種と個別接種のそれぞれの利点、これについてお願いします。 それから、3番目が、自力で外出ができない人、困難な人の接種の対応について。 4番目が、副反応が出たときはということで、これは厚生労働省研究班によりますと、発熱ですね、37.5度以上ですか、それが1回目が3.3%、2回目が38.1%。それから、接種部位の痛みですね、これが1回目が92.3%、それから2回目が、ちょっと緩んで91.1%。それから、だるさですか、だるい、1回目が23.2%、2回目が多くて69.3%。それから、頭痛、頭が痛い、1回目が21.2%、2回目が53.6%というようなことだそうでございます。 その辺について、以上お伺いをいたします。よろしくお願いします。 ○議長(笹目雄一君) ただいまの質問に対し答弁を求めます。 鈴木保健衛生部長。     〔保健衛生部長 鈴木定男君 登壇〕 ◎保健衛生部長(鈴木定男君) 小川議員のご質問、新型コロナウイルスについて、住民接種開始についてお答えいたします。 1点目の高齢者の接種券の発送、予約受付状況についてでございますが、市で把握しているコールセンターでの対応のほうでございますが、6月9日時点で報告いたしますと、65歳以上の高齢者数1万4,000人おりまして、そのうち通知しておりますのが、75歳以上の方7,000通を出しております。1万4,000通のところ、7,000通出しています。そのうち、予約した数につきましては3,500でございます。通知した方の約半数、その方が予約をしているというところでございます。 ただ、こちらでは、個人病院等で直接予約した方につきましては、まだちょっと数字が判明しておりませんで、半分よりさらに積み増しがされると、そういった状況でございます。 また、接種券を送っていない70歳から74歳、65歳から69歳の皆様に対しては、茨城県の大規模接種の案内発送と並行して、小美玉市の集団接種と個別接種の案内を発送をするということとなってございます。 それから、2点目、集団接種と個別接種のそれぞれの利点はでございますが、個別接種につきましては、かかりつけ医はその方の体の状況や既往歴を分かっているため、接種できるかどうか医師の判断がしやすいこと、そして、何より安心感があると、そういったことが利点と言われてございます。集団接種のほうでございますが、複数の医師やスタッフを用意しておけば、短時間で多くの人にワクチン接種ができる、そういったことが利点と言われております。 3点目、自力で外出が困難な方への接種はについてでございますが、こちらは医師が訪問して、自宅でのワクチン接種がまず考えられます。ワクチン接種は医師との連携が不可欠ですので、かかりつけ医等へご相談をお願いしたいと思います。市としましても、医師会等との連携に努めてまいりたいと思っております。 また、市では高齢者等の支援事業としまして、自動車運転免許証を所有していない方で65歳以上の方、それから、65歳以下でも下肢が不自由な方、視覚に障害がある方に対しまして、1回当たり1,000円を上限としたタクシー券のほうを接種会場への往復分、2回分ですね、合計4回分を支援しております。 それから、4点目、副反応の結果についてでございますが、私のほうでも議員さんと同様な数字を承知しておりますので、同じような考えでございます。 以上でございます。 ○議長(笹目雄一君) 小川賢治君。 ◆14番(小川賢治君) 2点ほど再質問させていただきます。 まず、1点目は、接種スケジュールが変更後計画がありました。さらに前倒し計画があるのか、その辺についてお伺いいたします。 ○議長(笹目雄一君) 鈴木保健衛生部長。     〔保健衛生部長 鈴木定男君 登壇〕 ◎保健衛生部長(鈴木定男君) 再質問にお答えいたします。 接種計画の前倒しとしまして、今日現在で接種券の発送状況としましては、まだ送っていない方で70歳から74歳の方、こちらを当初7月1日頃としておりましたが、これを6月21日頃ということで、10日ぐらいの前倒しを見込んでおります。それから、その下の65歳から69歳ですね、こちら、当初では7月15日頃に接種券を送ろうとしておりましたが、今度は6月28日頃の予定で行うということで、約半月の前倒しを考えております。 さらに、基礎疾患を有する方ですが、当初こちらは未定ということでありましたが、事前通知を昨日、全世帯へ区長さんを通しまして配布させていただきまして、その状況をつかんで、接種券のほうを7月半ば頃に発送できればということで考えております。 以上です。 ○議長(笹目雄一君) 小川賢治君。 ◆14番(小川賢治君) ありがとうございました。 前倒しの前倒しということで、住民接種が順調に進んでいるというようなことで、市のほうの7月中には65歳完了というような方針に沿っていると思います。これからもよろしくお願いします。 2点目なんですが、小美玉市民の県の大規模接種会場への状況というのに、予約状況ですか、それについて答弁いただければ、よろしくお願いします。 ○議長(笹目雄一君) 鈴木保健衛生部長。     〔保健衛生部長 鈴木定男君 登壇〕 ◎保健衛生部長(鈴木定男君) 県の大規模接種についてでございますけれども、こちらが6月20日からの接種というのが、茨城県のほうから指示されました。6月9日で、まだ高齢者の方で通知をしていない方、それが70歳から74歳、65歳から69歳、約7,000人の方に通知を差し上げまして、茨城県の大規模接種が始まります、申込みをいただけますというようなことで個別の通知を差し上げました。そちらを送ってから、またウェブで予約をしていただくと、そういったことで進んでおります。 以上でございます。 ○議長(笹目雄一君) 小川賢治君。 ◆14番(小川賢治君) 状況について、ありがとうございました。 それでは、3点目に入らせていただきます。 茨城空港アクセス道路について。 石岡小美玉ICから茨城空港まで、約15分とか20分とか言われていますが、全線供用開始についてということで、6月16日午後2時、茨城空港アクセス道路が全線供用を始めるということで、オリンピック・パラリンピック前に全線供用になると。当初の事業開始から1年遅れ、6年目でめでたく全線開通になったということでございます。 そして、新聞報道ではございますが、県の空港対策課は、アクセス道路の全線供用で利便性が飛躍的に高まって、今度の利用促進の大きな武器になると、こう表明しております。 そして、小美玉市の発展に大きく寄与することになるということで、市としても、空のえき「そ・ら・ら」や地域振興に邁進しておりますが、ここで市としての所見をお伺いをいたします。よろしくお願いします。 ○議長(笹目雄一君) ただいまの質問に対し答弁を求めます。 小島都市建設部長。     〔都市建設部長 小島謙一君 登壇〕 ◎都市建設部長(小島謙一君) 小川議員ご質問の茨城空港アクセス道路全線開通効果による今後の地域振興について答弁いたします。 茨城空港アクセス道路は、常磐自動車道石岡小美玉スマートインターチェンジと茨城空港をほぼ直線で結ぶ幹線道路でありまして、茨城空港の利用促進や周辺地域の振興と活性化を図ることを目的に、本市と県が平成27年度から整備を進めてまいりました。 この道路が本年6月16日に全線供用開始することにより、国道6号線などの主要幹線道路と茨城空港とのアクセス性が向上し、特に首都圏などから本市に訪れる方々が増加することにより、地域経済が活性化することが期待されております。 このような交通利便性の向上や、本市へ訪れる方々が増加することを踏まえ、本市の地域活性化を図る観点から、空港アクセス道路沿道地域付近においては、各種産業、交流、余暇などの機能を誘導・開発していくことが必要であり、これらの要素を現在改定中の小美玉市都市計画マスタープランに盛り込み、将来ビジョンとして反映してまいります。 反映する内容といたしましては、空港アクセス道路沿いに存在します優良農地を保全しながら、にぎわいの拠点形成を図ると考えております。その実現に向けましては、空のえき「そ・ら・ら」を地域振興の拠点として新たなにぎわいを創出し、沿道沿いに広げていけるよう、複数の部署と連携を図りながら取り組んでまいりたいと考えておりますので、ご理解賜りますようお願い申し上げまして、答弁とさせていただきます。 ○議長(笹目雄一君) 小川賢治君。 ◆14番(小川賢治君) ありがとうございました。 2点ほど再質問させていただきます。 まず、企業、会社がコロナで東京都心から脱出しているというようなことで、2020年度、東京都心から本社を移転した企業というのは、2019年度に比べて2割以上増加しているというようなことが報道されております。 本市も企業誘致というのを進めておりまして、その辺の取組ですね、その辺について、現在の考え方を答弁していただければというふうに思います。 ○議長(笹目雄一君) 矢口産業経済部長。     〔産業経済部長 矢口正信君 登壇〕 ◎産業経済部長(矢口正信君) 小川議員の再質問にお答えします。 今ご紹介があったように、アクセス道路が全線開通しまして、これまでも恵まれた交通網がありましたが、さらに機能が強まったというふうに期待をしております。 ご質問の内容でございますが、小美玉市では商工観光課に企業誘致ワンストップ窓口というものを設置しまして、企業の皆様が小美玉市進出の際に係る行政手続の相談窓口を一括してできるように設置しております。これにより、手続がスムーズに進むようにサポートをしてまいりたいと考えておりますので、アクセス道路の調和の取れた土地利用のためにも、この窓口を十分に活用してまいりたいというふうに考えております。 以上です。 ○議長(笹目雄一君) 小川賢治君。 ◆14番(小川賢治君) ありがとうございました。 ワンストップ窓口、これは前も聞いておりますが、やっぱりスピード感あふれる実効性のある行動力というもので、そういった企業誘致を進めてほしいというふうに思います。 それでは、2点目なんですが、これは新聞情報に出ていました。緊急輸送道路ネットワーク計画というのが書いてありましたが、空港の防災拠点ということで全線供用開始になったということなんですが、この緊急輸送道路ネットワーク計画、その辺について、都市建設部長、答弁お願いします。 ○議長(笹目雄一君) 小島都市建設部長。     〔都市建設部長 小島謙一君 登壇〕 ◎都市建設部長(小島謙一君) 小川議員の再質問の緊急輸送道路ネットワークについて答弁させていただきます。 茨城空港は、災害時の緊急輸送や物資輸送など、特に必要な重要な拠点であります。緊急輸送道路ネットワークは、県内の重要な拠点を結ぶ強靭化された道路でネットワーク構成されておりまして、防災時や災害時、そういった非常時には、緊急輸送車両等が優先的に通れるような道路としてネットワークが構成されております。 そういった中でも、今回の茨城空港アクセス道路の開通につきましては、常磐自動車道からダイレクトに空港につながることが予想されておりまして、空港の防災拠点施設の物流機能も向上してまいります。このような道路が開通することによりまして、市全体の道路ネットワークが構築され、地域間の交流も生まれ、市全体として、災害時には強力なネットワークとして構成されていきますので、今後もこういった道路を活用いたしまして、地域振興としていきたいと考えております。 こういった地域振興を考えておりますので、ご理解賜りますようお願い申し上げまして、答弁とさせていただきます。 ○議長(笹目雄一君) 小川賢治君。 ◆14番(小川賢治君) ありがとうございました。 全線供用開始によって、空港の防災拠点、そして企業誘致、そういった小美玉市がさらなる発展するよう期待をいたしまして、私の質問を終わります。ありがとうございました。 ○議長(笹目雄一君) 以上で小川賢治君の質問を終わります。 この際、議事の都合により、午前11時25分まで休憩といたします。     午前11時12分 休憩     午前11時25分 再開 ○議長(笹目雄一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。---------------------------------------福島ヤヨヒ君 ○議長(笹目雄一君) 続いて、次の通告者の発言を許します。 福島ヤヨヒ君。     〔13番 福島ヤヨヒ君 登壇〕 ◆13番(福島ヤヨヒ君) 日本共産党、福島ヤヨヒでございます。 通告に従いまして一般質問を行います。 今回もまた、今定例会最後の質問者になりました。多くの議員さんと同じような質問もありますけれども、そのような質問に対しては、趣旨を変えて伺いたいと思っております。よろしくお願いをいたします。 まず初めに、全ての子どもたちに平等な支援をについてお伺いをいたします。 今回のコロナ対策の支援策に、低所得者の子育て支援給付金がありますが、低所得者の定義をどこまで設定されているのでしょうか。全ての子どもに給付金、または支援できる施策はないのか伺います。 2番目としては、出産祝い金についてですが、残念ながらこの制度は、税金滞納世帯には支給されません。このことについては、以前の質問で、生まれてくる子どもに罪はないのだから、生まれたお祝いに全ての子どもに支給してほしいと要望いたしました。その後、この件について検討されたのでしょうか、お答えください。 3番目としては、子どもへの国保税均等割の廃止をについてお伺いします。 私の以前の質問でも申し上げましたが、所得のない子どもに税の負担をさせるのは、あまりにも過酷な制度ではないでしょうか。職員の皆さんが加入している組合健保などにはない制度です。全国知事会からも国に要望が出されていますが、市として減額等の制度を制定した自治体も生まれております。ぜひ検討をお願いしたいと思っておりますが、答弁をお願いいたします。 ○議長(笹目雄一君) ただいまの質問に対し答弁を求めます。 中村教育部長。     〔教育部長 中村 均君 登壇〕 ◎教育部長(中村均君) 福島議員ご質問1点目、全ての子どもに平等な支援をの1点目、全ての子どもに対して子育て支援給付金の支給をについて答弁いたします。 本市では、昨年度から国の臨時交付金を活用した子育て世帯への臨時特別給付金、ひとり親世帯臨時特別給付金、市の単独事業といたしまして子育て応援食事券の配布をはじめ、大学生、専門学生等を応援するための大学生等応援給付金や新生児に対しての臨時子育て給付金など、子どもを対象とした様々な給付事業を実施してまいりました。 今年度におきましても、低所得の子育て世帯に対する子育て世帯生活支援特別給付金として、児童1人当たりにつき5万円を支給する事業が始まっており、この特別給付金には、ひとり親世帯に加え、ひとり親世帯以外の低所得の子育て世帯、いわゆる二人親世帯も対象とされているところであり、昨年度の同種同様の給付金と比較して、対象者が大幅に拡大されているところでございます。 5月からひとり親世帯分の給付を開始したところであり、申請不要の児童扶養手当受給者372人、対象児童567人については、5月11日に給付を完了しております。申請が必要となる公的年金等受給者や、新型コロナウイルス感染症の影響により家計が急変したひとり親世帯につきましては、令和4年2月までを期限として申請を受け付けてまいります。 二人親世帯につきましては、令和3年度分の住民税均等割が非課税である者に加え、新型コロナウイルス感染症の影響を受けて家計が急変した者を対象にしているところであり、6月以降に支給が開始できるよう準備を進めているところであります。 このうち、家計急変世帯につきましては、課税世帯であっても、令和3年1月以降の額面が減った任意の一月の給与明細などを提出いただくことで、年間所得見込額に換算する簡便な方法で非課税世帯相当かどうかを判定するシステムとなっていることから、より多くの家計急変世帯が対象になってくると考えております。 本市におきましては、一人でも多くの方に本給付金を利用いただけるよう、市の住民記録や税情報などを基に抽出可能な対象者に案内等を通知するとともに、市の情報から抽出の難しい家計急変世帯につきましては、ホームページや広報紙を活用した広報・周知に努めてまいります。 ご質問の2点目の出産祝い金は全ての子どもに給付されたかについてでございますが、出産祝い事業の令和2年度の実績といたしましては、284件の申請に対し、276件581万円を支給し、不支給は8件、未申請は2件でございました。また、今年度につきましては、5月末現在ではありますが、50件の申請があり、47件に対し102万円を支給し、不支給3件、未申請は1件となっております。 不支給の理由といたしましては、市税、国民健康保険税や保育料の滞納があり、期限まで納付が確認されなかったためでございます。不支給となる要件の市税、国民健康保険税などの滞納につきましては、市の単独事業として一般財源を財源としていることからも、納税者の公平性を重視するというこれまでの検討結果を踏まえた要件としているところでありますが、滞納があるから即支給しないと決定するのではなく、滞納があった方や納め忘れがあった方には、電話や通知により納付期限などについて丁寧に説明を行いながら、納付の完納が確認できていれば、祝い金を支給しているところでございます。 さらに、納付期限につきましては、基準日となる対象児童の出生日から90日以内を期限として運用してまいりましたが、滞納がある方からの相談に応じ、納付期限を延長するなど、柔軟に対応してまいりたいと考えております。 本事業も今年度で5年目を迎え、引き続き申請漏れのないよう、未申請者に対しては勧奨通知を発送するなど、できるだけ多くの子どもさんへの給付に努めながら、引き続き事業を実施してまいりたいと思いますので、ご理解をいただきますようお願い申し上げます。 ご質問の3点目、子どもへの国保税均等割の廃止を求むについて答弁いたします。 国保税は、均等割及び平等割の応益分と所得割の応能分に応じて設定され、応益分の均等割及び平等割については軽減措置があり、所得に応じて7割、5割及び2割の軽減を講じております。また、全国知事会が令和2年8月に、令和2年度国の施策並びに予算に関する提案・要望の中で、子どもに係る均等割保険料軽減措置の導入について、国の責任と負担による見直しの結論を速やかに出すことを厚生労働省に提出したことを受け、令和4年度から、6歳以下の未就学児のみではありますが、均等割について5割軽減されることが決定しております。 一方、国民健康保険は、国民皆保険制度の中核を担っておりますが、定年退職や失業者等も加入されることから、高齢者・低所得者が多いという構造的な特徴があり、急速な高齢化の進展や医療技術の高度化による医療費のさらなる増加は必至であり、国保の運営は厳しい状況が続くものと見込まれております。 子どもへの国保均等割の廃止につきましては、市独自で制度を設ける場合、費用負担を他の納税者にもお願いすることとなるため、慎重にならざるを得ないところがございますので、ご理解をいただきますよう、よろしくお願いします。 以上、答弁といたします。 ○議長(笹目雄一君) 福島ヤヨヒ君。 ◆13番(福島ヤヨヒ君) それでは、再質というか、要望というか、意見を述べさせていただきます。 今回、子育て支援に対して、低所得者の子どもに5万円を支給という制度ですが、これは本当に、それなりにありがたいことだと思っております。しかしながら、低所得者とその境界線にいる人の世帯、この人たちにとっては、どうしてうちがというような思いを持つ人もかなりいらっしゃいます。ですから、全ての子どもに対しての支給というんですかね、恩恵を受けられる施策、ほかの自治体でも様々な方法を考えて、今回コロナ禍でのということで実施されている自治体があります。例えば給食費を無料にしたとか、それから、別に子どもに対しての支給を行った、このような自治体もありますので、他の自治体を参考にしながら、さらなる努力をお願いしたいと思っております。 また、出産祝い金についてですけれども、これは、滞納しているからということをいつもおっしゃいますが、子どもは生まれてきたときに、本当にみんながおめでとうと言ってもらうための制度だと、私はそのように受け取っております。ですから、子どもに罪はない。そして、滞納している方は払わない人もいるんだと、職員の皆さん、そのほかの皆さん、すぐおっしゃいますけれども、払わないのか、払えないのか、それはその家庭を見れば分かります。ぜひとも電話だけではなく、どうしてこの家庭が税金が払えないのか、払わないのか、見てきてほしい。このことを私は、これまでも何度も申し上げてきました。電話で払ってくださいだけではなくて、もう少し丁寧な対応をお願いしたい。そして、せめて出産祝い金については、出生届が出たそのときに、おめでとうございますと、にこやかに2万円を渡していただけたら、私はその思いです。 実はほかの自治体では、出産に対してお祝い金10万円とか、中には100万円という自治体もあるやに聞いておりますが、中で、やはりこのような制度で、その10万円が頂けたら、私は税金を少しでも払えたら、そう思っていたのに、やはりもらえなかったと、本当に悲しく思ったという親御さんの話を、他の自治体の方ですが、聞いております。 何度も言います。子どもに罪はない。せめて出産祝い金については、今後も全ての子どもがもらえるような施策をぜひとも検討していただきたい。これを切にお願いしておきます。 そして、子どもにとっては差別があってはならない。そのためにも、いろいろな面で子育て支援、今のお母さんたち頑張っています。でも、中には本当にむごいことに、子どもを道連れに命を落とすという事件がいまだに後を絶たない。このような日本の国をつくらないためにも、ぜひとも子どもの命を救う、その意味で様々な施策を取っていただきたい。これはまた検討していただきたいと思っています。強く要望をしておきます。 続いて、2問目に移ります。 2問目、市内の中小業者の支援策、このことについてお伺いいたします。 コロナの事情、コロナ禍の中で、中小業者の方は本当に、中にはもう廃業するしかない、このように思っている方もたくさんいらっしゃいます。そのような中で、市でも持続化給付金、この制度が活用されてまいりました。現在のところ、市独自の活用状況、これはどの程度であったか、これをお伺いいたします。 2番目といたしましては、小規模事業登録制度、このことについて伺います。 この制度は、合併以前の小川町が制定した制度、とてもいい制度だと私は思っております。今では多くの自治体で実施されています。しかしながら、この制度がどの程度活用されているのか、そのことが問題になってくると思います。 そこで、この活用状況について、まずお伺いいたします。 3番目としまして、プレミアム商品券の販売方法についてお伺いをいたします。 今年度もプレミアム商品券が発売されると、前回の中でも説明がありました。市内業者支援ということで、本当に今では、使える業者さんも、そして使いたいという利用者も非常に増えております。しかし、残念ながら、昨年は発売早々に完売、このような状況になっております。 その後、利用したくでも利用できなかった、このような市民から多くの苦情の電話をいただいております。多分、議員の皆さん、そういう方がたくさんいらっしゃると思います。私は、この制度、このコロナ禍の中で、特に多くの市民が活用できること、業者さんが活用できること、これが大切ではないか。そのために様々な工夫をしている自治体がたくさんあります。 多くの自治体は、希望者を募り、抽せんをして配布した、このようなこともありますが、小美玉市においては、今回どのような販売方法を考えているのか。また、利用できる店舗、このことについても、全ての業者なのかどうか、お答えをいただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○議長(笹目雄一君) ただいまの質問に対し答弁を求めます。 矢口産業経済部長。     〔産業経済部長 矢口正信君 登壇〕 ◎産業経済部長(矢口正信君) 福島議員のご質問にお答えいたします。 1点目の小美玉市持続化給付金の活用状況でございますが、令和2年7月6日から令和3年1月15日までの約6か月間を受付期間といたしまして、91事業者に対し総額1,820万円を交付いたしました。給付を受けた業種別の事業者数でございますが、小売業が21、建設関連業、理美容業、飲食業がそれぞれ12、製造加工業9、サービス業8、農林水産業6、運送業、医療・福祉業がそれぞれ5、学習塾等が1でございました。 ご質問の2点目でございます。小規模事業者登録制度でございますが、令和2年度の登録業者数は116社で、発注件数は662件で47社が受注いたしました。市といたしましては、引き続き本制度を活用し、事業規模に応じた事業者の選定に努め、市内事業者への発注の機会を設けるとともに、市内事業者の健全な支援に努めてまいりたいと考えております。 ご質問の3点目、プレミアム商品券についてでございますが、令和2年度は新型コロナウイルス感染症対策地方創生臨時交付金を活用し、1万2,000円の商品券を1万円で、1万2,000冊販売いたしましたが、2日間で完売したことから、議員の皆様をはじめ市民の皆様から、より多くの市民が利用できるような販売方法の検討を強く要望いただいたところです。そのため、本年度は、昨年と同様に1万2,000円の商品券を1万円で2万冊、昨年より8,000冊増やし販売することとし、本定例会に補正予算を提案させていただきました。 また、ご指摘の販売方法でございますが、現在、事業主体である小美玉市商工会と検討中ではございますが、昨年までの個人単位での購入から世帯単位での購入に改めるとともに、購入限度額を大幅に減らし、全世帯が公平に購入の機会が与えられるような事前申込制を採用し、購入を希望するより多くの方に活用いただけるような仕組みにしてまいりたいと考えておりますので、ご理解とご協力をお願いいたします。 すみません、また利用店舗でございますが、これについては、市内から登録していただくことにはなるんですが、市内の幅広い業者に登録をいただけるように周知してまいりたいと考えております。 以上です。 ○議長(笹目雄一君) 福島ヤヨヒ君。 ◆13番(福島ヤヨヒ君) それでは、再質をさせていただきます。 まず1番目、市内のかなりの業者さんが活用されていると。例えば商工会に加入しているとか、企業全体のところで入っているとかという、団体としてつながりのある人たちは、それなりに情報を得ながら、多分この制度を利用されたかと思っておりますが、やっぱり問題は農業者ですね、農業関係者のところ。その方たちに、どの程度この制度が周知されているか。農業でも、かなりの人が収入減になったという話は聞いておりますので、その農業者関係者への周知方法、また指導方法があったのかどうか、その点についてお答えください。 ○議長(笹目雄一君) 矢口産業経済部長。     〔産業経済部長 矢口正信君 登壇〕 ◎産業経済部長(矢口正信君) 再質問にお答えいたします。 先ほど申しましたように、農業分野では6事業者でございました。小美玉市の農産物のうち影響が大きいものは、切り花などの花卉類で、需要の大幅な減少から出荷を見合わせる農業者が出るなど、大きな影響が出ました。そのため、一部の事業者は国の持続化給付金の交付を受けております。 また、牛乳、野菜類についても、需要の減少から価格が下がるなどの影響が出ておりましたので、農政課のほうでは、市内認定農業者293名に対しまして持続化給付金のパンフレットを直接郵便で送って、事業の周知に努めてまいりました。 なお、この持続化給付金と同時期に、農林水産省によるコロナ対策の国庫補助事業である高収益作物次期作支援交付金が制度化されており、この事業においては、先ほど申しました認定農業者293名を対象に説明会を開催し、このうち農業者57名が8,447万5,000円の補助金の交付を受けることができました。 今後も、必要に応じて有利な事業が活用できるよう、十分な周知に努めてまいりたいと考えております。 以上です。 ○議長(笹目雄一君) 福島ヤヨヒ君。 ◆13番(福島ヤヨヒ君) やはり周知徹底ね、指導ということをすると、本当に皆さん、よかったなと思うことがたくさんあります。国の制度もそうです。ですから、そういう団体とか、まとまってどこかにやればというところがあればいいですけれども、なかなか個人経営、家族経営でやっている方のところに情報が届きにくい、指導者がいない、そういうことがありますので、やはりきめ細やかにそういう人たちをサポートしていただきたい。ぜひとも、お知り合いの方にこういう方がいましたらということを口を添えながら、より多くの家族経営者が安心して住めるという、そういう制度になるように、これからも力を注いでいっていただきたいと思います。よろしくお願いをいたします。 2番目の小規模事業登録制度についてですが、思っていた以上に、この制度を活用しての事業というんですかね、活用されているということが分かりました。でも、これは市内の業者に限るということがありますが、この制度以外で、小美玉市は他の市町村からの業者さんに注文が結構あって、小美玉市はいいななんて言われることもあります。ですから、市内の業者さんが潤うということは市の財政も潤う、税金も上がってくるということに連携しておりますので、さらなる活用をお願いしたいと思っております。 そして、これは130万円以下の事業だと思いますが、今回入札、ある仕事をするのに入札するのに、一括して入札したために、いろんな事業、例えば印刷をお願いするところが市報と、それから議会広報と、それから、そのほかのいろんなものと一括して入札したために、これまで市内の業者さんにお願いしていたものがお願いできなかったという事案があります。そのために、私が関係しているところでは、ちょっと原稿を書く締切りが早くなってしまったということもありますので、何でもかんでも一括して入札して、大きいところにお願いするのではなく、やはり個別に入札なりお願いなりして、市内の業者さんをもっともっと大事にしてほしいな、このことを強く思っておりますので、他の職員さんも市内の業者さんをもっと大事にしていただきたい。このことを強くお願いをしておきます。 3点目のプレミアム商品券ですが、今回、昨年、先ほど2日間とおっしゃいましたけれども、2日目なんかは1時間もしないうちに終わっちゃったので、とても2日間なんていう問題ではないほど早く完売してしまった。当初、売れ残ったらという心配の声をされている関係者もいましたけれども、販売期間は利用できる期間全てだと思いますので、もし申込者が少なければ、もっと長いスパンで申込みを受け付ければいいのであって、やはり全ての人が恩恵にあずかれる、その仕組みを十分に検討していただきたい。また、使える業者さんも、商工会に入っているとか、その他のこういうところに入っているじゃなくて、個人で経営されているところでも使えること。 もう一つ、ちょっと昨年、食事券で残念だったのは、市が経営している社協の施設で使えなかったんですよね。やっぱり市が補助している、そういうところでもぜひ使わせてほしいという住民の声、たくさん聞きました。特に高齢者が利用している施設です。ですから、そこら辺のところ、市も連携を取りながら、どこでも使えるということを強く伝えていただきたい。そして、みんなが安心して使える、そういうところにしていただきたいと思いますので、これも強く要望しておきます。 続いて、3点目、お伺いいたします。 コロナ禍での貧困家庭、この増加に対しては、いろいろな点で目が向けられております。中でも、女性に対する生理の貧困対策、このことが言われるようになりました。この点については、昨日の植木議員への答弁で、早速対応策が検討されていることが分かりましたので、そのことへの質問は省かせていただきますが、このような施策をいかに継続させていくのか、それが大変な問題だと思っております。このようなこと、今後どのように継続させていくのか、その検討がされていくのか、お答えをお願いいたします。 また、SDGs、このことがいろいろ言われておりますけれども、持続可能な社会構築のために、これからは女性問題だけではなく、誰もが安心して暮らせる社会づくり、これこそがこれからの課題だと思っております。全ての弱者に対する思いをつくっていただきたい。 そこで、伺いますが、市では防災備蓄品、これを用意しております。この備蓄品の扱いです。 食料品としてのもの、それは消費期限がありますから、多分それ以前にきちんと活用されていると思いますが、その活用方法、また消費期限のない、いわゆる衛生用品、紙おむつとかトイレットペーパーとか、先ほどの女性が使う生理用品、このようなものが多分備蓄されていると思います。どの程度備蓄されているか、この点もお伺いしたいんですが、消費期限のない備蓄されている用品については、どのような考え方でいるのかお答えください。よろしくお願いいたします。 ○議長(笹目雄一君) ただいまの質問に対し答弁を求めます。 倉田市長公室長。     〔市長公室長 倉田増夫君 登壇〕 ◎市長公室長(倉田増夫君) 福島議員ご質問の3問目、生理の貧困対策についての事業をどのように継続していくのかにつきましては、昨日、植木議員のご質問において、本事業の利用実績と、社会情勢を見ながら関係各課と連携を図り、継続に向けて検討していきたいと思いますというような答弁させていただきました。 まだ具体的ではございませんが、小美玉ハーモニー連絡会から、ケースの作成や生理用品の包装作業の協力をいただけると伺っておりますので、関係団体との連携・協力の下、補助金等の活用や広く寄附を募るなど、できるだけ事業費を抑え、持続可能な事業展開を図ってまいりたいと考えておりますので、ご理解を賜りますようお願いいたします。 続きまして、防災備蓄品の内容と消費期限に対する活用法、衛生用品の対応についてお答えさせていただきます。 防災備蓄品につきましては、水やご飯をはじめ毛布やパーティション、発電機やチェーンソーなど、避難所や災害復旧用に備蓄を行っており、衛生用品に関しても、マスクやおむつ、トイレットペーパーなどのほかに生理用品も備蓄しております。 消費期限に対する活用法でございますが、消費期限が定められているものにつきましては定期的な入替えを行っており、防災訓練での活用や市社会福祉協議会への寄附を行うなど、無駄のない方法で活用しております。また、消費期限の定めのないトイレットペーパーなど衛生用品につきましては、定期的に目視により品質の確認を行っており、現在のところ、使用上問題ない状況にありますが、長期保存を行った結果、必要な状況で使用不可となる状況を回避すべく、今後の保管管理においては、消費期限の定めのない備蓄品につきましても定期的に入替えを行い、使用不可による廃棄処分を避けるよう有効活用してまいりたいと存じますので、よろしくお願いいたします。 以上、答弁とさせていただきます。 ○議長(笹目雄一君) 福島ヤヨヒ君。 ◆13番(福島ヤヨヒ君) 女性の生理の貧困に対する対策、本当に早速対応していただいて、ありがたく思っております。また、その容器作成については、ハーモニー連絡会、私もその一員ですが、それに喜んで協力させていただきますので、今後もこれが、今回のコロナ禍の対策だけではなくて、ずっと、こういうことは始めたら、とどまることなく続けていくことがとても大事なんです。その施策を怠らないように、とにかくよろしくお願いをいたします。 また、備蓄品についても衛生用品、ずっと、まだ使わなかったからではなくて、時にはそれを弱者に対しての配布品にするとか、有効な活用を考えながら、時には入替えをしていっていただきたい。また、どれだけ必要かということも変わってきますので、順次そういう対応もしっかりとして、行っておいていただきたいと思っております。よろしくお願いをいたします。 それでは、最後の質問に移ります。 コロナワクチン接種に関しては、既に6人の方が質問を行いました。7人です。いかに注目されているか、この事業が大変なことだと思っておりますけれども、それに対応される職員の皆さん、本当に昼夜を問わずというくらい苦労されているかと思います。本当にご苦労さまでございます。 このワクチン接種、これがどこまで進んだかが、今後コロナの状況を抑えられるかどうかにつながりますが、さて、接種率は、接種した人がどれだけかを調べれば分かりますが、今回様々な人から、いや、医者から受けるなと言われているんだとか、そして、私は受けたくない、絶対に受けないとかたくなに思っている人が、いろんな人がいるのが分かりました。 その点について、やはり接種率とともに、その人が忘れちゃったのか、いや、私は接種しないんだと決めている、また、接種したらまずいよと言われている、そういう状況を把握することも大切ではないかなと、このように思っております。ですから、その把握についての作業、今後このようなことも検討されているのかどうか、まずお答えください。お願いいたします。 ○議長(笹目雄一君) ただいまの質問に対し答弁を求めます。 鈴木保健衛生部長。     〔保健衛生部長 鈴木定男君 登壇〕 ◎保健衛生部長(鈴木定男君) ただいまの福島議員のご質問にお答えいたします。 今はまだ、コロナ感染の収束が見られないところではございますが、いずれ収束が、終わったという日が来ると思います。そのときに、今回の接種で、どうして忘れたとか、受けなかったとか、そういった理由の把握をしておくことは大変重要だと思います。 今後いつの日か、またこういった状況下に置かれるかもしれませんので、そのためにもそういった追跡調査などをしておくことは大変重要だと思っておりますので、今後検討させていただきたいと、そのように思っております。 ○議長(笹目雄一君) 福島ヤヨヒ君。 ◆13番(福島ヤヨヒ君) 今回、コロナ禍の中では、ワクチン接種、これを願う人、この願う人の全てを積み残さない、この施策がまずは大事だと思っております。タクシー券1,000円では足りない人の対応をどうするのか。無料タクシーを出している自治体もあります。また、そのほか、やっぱり訪問で接種をするとか、様々な方法、これから考えなくちゃいけないことがたくさんあるかと思いますが、その一つ一つに丁寧に応えていっていただきたい。 これから本当に大変だと思います。そして、希望する全ての人が接種を終えて、一日も早く普通の日々が戻ってくること、そのことを願って、私の質問はこれで終わります。どうもありがとうございました。 ○議長(笹目雄一君) 以上で福島ヤヨヒ君の質問を終わります。 これにて一般質問を終了します。--------------------------------------- △議案質疑 ○議長(笹目雄一君) 日程第2、議案第44号 旧小川小跡地周辺地域整備検討委員会設置条例の制定についてから陳情第1号 「安全・安心の医療・介護の実現と国民のいのちと健康を守るための意見書」を国に提出することを求める陳情まで、計25件を一括議題といたします。 これより議案に対する質疑に入ります。 質疑の通告がありますので発言を許しますが、質疑の発言回数は2回までとなっておりますので、ご注意願います。 通告者の発言を許します。 植木弘子君。     〔7番 植木弘子君 登壇〕 ◆7番(植木弘子君) 公明党の植木弘子です。 通告に従い、質疑を行わせていただきます。 議案第48号 令和3年度小美玉市一般会計補正予算(第1号)についてお伺いいたします。 歳出の部、2款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費、説明6、文書法政管理費、行政手続等における例規整備支援業務委託料264万円につきまして、行政運営のデジタル化支援を図るとの目的で例規整備などの業務委託とありますが、具体的にどのような委託内容になるのかお伺いいたします。 2目財産管理費、説明2、市庁舎維持管理経費228万8,000円のうち、工事請負費、庁舎改修工事192万5,000円、これにつきましては、目的がオンライン会議を行う個室などの環境の整備とありますが、どの場所になるのか。本庁舎、支所3か所に整備されるのか、整備内容を含めた説明をお願いいたします。 続きまして、9款消防費、2項消防費、1目常備消防費、説明9、救急救助活動費、救急用具等購入費461万円、空気呼吸器用面体36個とありますが、この数にした理由についてお伺いいたします。また、自動心肺蘇生器一式とありますが、どこに配備されるのか。現在の所有数はどのようになっているのか。 以上3点について、詳細な説明を求めます。 ○議長(笹目雄一君) ただいまの質疑に対し答弁を求めます。 礒総務部長。     〔総務部長 礒 敏弘君 登壇〕 ◎総務部長(礒敏弘君) それでは、植木議員の議案質疑についてお答えいたします。 まず、1点目の行政手続等における例規整備支援業務委託料264万円についてご説明いたします。 新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため、令和2年7月7日付で総務省のほうから、地方公共団体における書面規制、押印、対面規制の見直しについてという通知が発出されまして、全国的に押印・署名の見直しが行われております。 本市においても、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止だけでなく、市民の利便性の向上や業務の効率化を図るため、また、今後進めていく電子申請等の行政手続のデジタル化を推進しやすい環境整備のため、押印・署名の見直しを進めております。 今回の委託業務の内容でございますが、小美玉市例規集に登載されている例規から、押印・署名に係る手続規定や関係様式の洗い出し、見直しに係る条例等の一括改正や、押印を廃止する際の例規案の作成などでございます。 続きまして、2点目の工事請負費庁舎改修工事192万5,000円についてご説明いたします。 新型コロナウイルス感染拡大防止策として、会議や研修などオンラインで行われるケースが増大しております。しかし、本庁舎でオンライン会議ができるスペースが限られているため、1階の第1会議室を2分割いたしまして、オンライン環境を整備するものでございます。 具体的な工事の内容でございますが、1階のエレベーター乗り口左側にございます第1会議室を2室に区切るため、中央部分にパーティションを設置し、各部屋を行き来するためのドアを取り付けます。さらに、エレベーター側通路からも会議室に入れるよう壁を改修して、新たにドアを設置するものでございます。 以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(笹目雄一君) 続いて、答弁を求めます。 池崎消防長。     〔消防長 池崎利久君 登壇〕 ◎消防長(池崎利久君) 植木議員のご質問の3点目、救急用具等購入費についてお答えいたします。 救急用具等購入につきましては、活動隊員の新型コロナウイルス感染対策といたしまして購入をお願いするものでございます。空気呼吸器用面体につきましては、災害現場におきまして発生する煙や有毒ガスなどから活動隊員を保護するためのものでございます。60名の活動隊員が現在24個を共用しておりますので、隊員間の感染拡大防止のため、新たに36個を購入し、各個人貸与にするものでございます。 次に、自動心肺蘇生器一式につきましては、心肺停止となった傷病者に装着し、心臓マッサージと人工呼吸を全自動で行うための器材でございます。現場処置において、傷病者からの飛沫、接触感染を防ぐ効果がございます。現在3台保有しまして、各消防署の救急車に積載してございますが、今回購入するものは、小川署に配置してあります4台目の救急車に積載するものでございます。 以上、答弁とさせていただきます。 ○議長(笹目雄一君) 再質疑はありますか。 植木弘子君。 ◆7番(植木弘子君) ありがとうございます。 例規整備の業務委託につきましてご説明いただきましたが、これって押印等とかの洗い出しということで、法律的な専門性の高いところに委託しなきゃいけないのか、その辺、どのようなところに、委託先について、お答えできる範囲でお願いしたいと思います。 また、オンライン会議用の環境の整備ということで、本庁舎1階ということで、玉里・小川支所につきましてはどのように考えているのか。 以上2点について、再質問させていただきます。 ○議長(笹目雄一君) 再質疑に対する答弁を求めます。 礒総務部長。     〔総務部長 礒 敏弘君 登壇〕 ◎総務部長(礒敏弘君) それでは、再質問にお答えいたします。 業務委託、例規整備の業務委託の考え方としては、現在システムの管理を委託しております業者がございます。その業者は、本市の業務のほうの整備のほうを専門的に扱っている業者ですので、できましたら、そちらと随意契約等をできればいいかなと考えております。 また、本庁以外の支所のほうの会議室の関係でございますが、既に小川総合支所、玉里総合支所等につきましては、そういったスペースが確保できておりますので、今回は本庁のほうの会議室を改修ということでお願いしたいと思います。 以上でございます。
    ◆7番(植木弘子君) ありがとうございました。 ○議長(笹目雄一君) これをもって質疑を終結いたします。---------------------------------------委員会付託 ○議長(笹目雄一君) この際、お諮りいたします。 ただいま議題となっております議案第44号 旧小川小跡地周辺地域整備検討委員会設置条例の制定についてから議案第52号 小美玉市土地開発公社の解散について、議案第67号 工事請負契約の変更契約の締結について、陳情第1号 「安全・安心の医療・介護の実現と国民のいのちと健康を守るための意見書」を国に提出することを求める陳情、計11件については、会議規則第37条第1項の規定により、お手元に配付した議案審査付託表、陳情文書表のとおり、それぞれの所管の常任委員会に付託したいと思います。これにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ声あり〕 ○議長(笹目雄一君) ご異議なしと認めます。 よって、計11件の議案につきましては各常任委員会に付託することに決しました。 次に、議案第53号 情報公開審査会委員の委嘱につき同意を求めることについてから議案第66号 教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて、計14件については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ声あり〕 ○議長(笹目雄一君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第53号から議案第66号まで計14件については委員会の付託を省略することに決しました。--------------------------------------- △休会について ○議長(笹目雄一君) お諮りいたします。 明日6月12日から17日までの6日間は、委員会等のため本会議を休会いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ声あり〕 ○議長(笹目雄一君) ご異議なしと認めます。 よって、6月12日から17日までの6日間は休会と決しました。--------------------------------------- △散会の宣告 ○議長(笹目雄一君) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。 次会は、6月18日午後1時30分から全員協議会を開催し、終了後、本会議を開きます。 本日はこれにて散会いたします。 ご苦労さまでした。     午後12時16分 散会...